バイリンガル育児を成功させるために大切なこと

>

子供のアイデンティティーを確立する

しっかり母語を学ぶことの大切さ

母語のレベルが高ければ、外国語を習得するにおいてもその母語を土台にして、その上に同じ高いレベルでの言語能力を身につけることが可能になると言われています。
そのため、バイリンガル教育においては、母語をしっかり確立することが重要であると考えられています。
また、これは語学の習得のみならず、子供自身のアイデンティティーを確立するためにも非常に大事なことと言われています。
例えば、母親が日本人、父親がアメリカ人の家庭の場合、周囲の日本人からみると、子供はハーフであるため周囲からはアメリカ人に見られてしまいますが、アメリカに行けば日本の血が入っているために、日本人に見られてしまいます。
子供はどちらの言葉も話せるが、どちらの国の人とも見てもらえないつらい状況を経験する事になります。
そのような時に、自己のアイデンティティーが確立されていないと、自分は一体何者なんだろう?と悩んでしまう子供が大変多いと聞きます。

子供へ話しかける言語はちゃんぽんしない

先に、母語の確立が大事であると言いましたが、母語を完全に習得するまで第二言語をシャットアウトしなさいと言うことではないんです。
母語を大事にしながらも、同時に第二言語での話しかけをする事は全く問題がありません。
それどころか、環境が許せば2つの言語と言わず、3つでも4つでも子供はきちんと理解できるようになるんです。
ただし、ここで注意しなくてはいけないのが、一人の人が複数の言語で子供に話しかけをしてはいけないと言う事です。
家庭においては、父親の話す言語は父親から、母親の話す言語は母親から話しかけをする、と決めておくことが重要になります。
そのようにしないと、子供はその言語が一体どちら側の言語になるのか判断ができず、言葉をミックスして覚えてしまうからです。


TOPへ戻る